今年1月、ニセ息子からの詐欺電話が家にありました。前日のアポ電「りんごを送ったから」で油断をさせておいて、翌日「会社の金を株につぎ込んだ，今日監査があるからカネを貸してくれ」というやつ。騙されはしなかったものの、ここ池上では同じ時期に、同じ手口で4,000万円の被害が起こってしまい、虚しさだけが残ったDogwoodでした。
このことは、すぐに親に音声を聞かせて注意するよう伝えていました。
池上警察のこんなチラシも一緒に。
要注意！「りんごを送ったから」は詐欺電話の始まり！ - YouTube
このタイミングで詐欺被害が！ - Dogwoodの池上日記
その数日後、Dogwood の実家に警察を名乗る1本の電話が掛かってきたのです。出たのは留守番中の80代の父親。
以下は、その日外出していた母親の話を要約したものです。
母：「家に帰ってきたらさ、お父さんが電話で誰かと話してるのよ。メモとクレジットカードを見ながら、なんか真剣に番号言ってるの！」
Dogwood：「ええーっ？それってヤバいやつじゃん！」
母：「でしょ、怪しいと思ってすぐに声掛けたのよ。そしたらお父さんさ「今、成城警察から電話で、み〇ほ銀行の行員と暴力団がグルで、カード情報を悪用した事件で捜査をしているんだと。ウチも被害の可能性があるので、カード情報を聞かれてるんだよ！」って真顔で言うのよ。」暗証番号だけは教えて無かったのでセーフ（汗）。
Dogwood：「ええーっ？それ絶対、マジでヤバいやつじゃん！」
母：「でしょ、それで慌てて電話を替わったら、相手は成城警察の捜査2課の○○っていう女性捜査員で、かくかくしかじか、さらに上司のxxっていう刑事も出てきて、奥さんも良く聞いてくださいと。そして家までカードを預かりに来ると言う。そこで、再びお父さんが替わって「こちらから成城警察まで持って行くよ」と言うと、それは止めてくれと言われ、電話を切られたのだと。」
いや～、あぶない、あぶない。母親が電話を替わらなかったら、ニセ警察官かニセ銀行員が家までカードを取りに来ていたかも。
ここまで話を聞いたDogwood、すぐに成城警察へ電話しました。受付はすぐに取り継いでくれました。
Dogwood：「あの～、かくかくしかじかで、実家にこんな電話があったんですけど、そちらの捜査2課に、○○さんとxxさんはいらっしゃいますか？」
成城警察：「そんな事件ありません。あと、こちらに捜査2課はないし、○○もxxもいません。それは間違いなく詐欺電話ですね（キッパリ）。クレジットカードの番号だけなら被害はないはずです。で、アナタの住所・氏名をお願いします。アナタが息子さんというのであれば、ご両親のお名前と生年月日を言ってください。」
げっ、俺が疑われてる（汗）？
確認が取れた後、警察の担当の方からは、留守録装置の無料貸出機のこと、留守番電話の設定方法などを丁寧にレクチャーして頂きました。
この2か月間で大田区と世田谷区、２つの警察署と直接話したDogwood。受付の対応の早さや、通報者を疑う用心深さとフォローのきめ細かさ、、、悪いけど成城警察の圧勝だったと思いました。個人の感想です。頑張れ、池上警察！
下は、最近銀行でもらってきたチラシ。実家の件は、まさにこのタイプ。
最近は、アポ電から強盗殺人事件まで発展するという凶悪化の時代に。
ここまで書き終わった時点で、大田区役所からこんな注意喚起メールが来ました。
皆さん、どうかくれぐれもお気をつけください。
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